変わりたいと切望している多くの「普通の人」と、

彼らが憧れる「成功者」の違いは何だと思いますか？

例えば、成功者の書いたビジネス書を読んだ普通の人（例：私やあなた）と、それを書いた成功者（例：松下幸之助）の違いを考えてみて下さい。

答えは、

「普通の人は読者で、成功者は筆者である」ということ。

なに言ってんだ、当たり前だろ！とがっかりしないでくださいね。

きちんと続きがあります。

その本に書かれていることは、

読者にとって：「知らなかった」「非常識な」「奥が深い」

筆者にとって：「当たり前」

なんです。当然ですね。筆者が知らなかったら本に書けませんから。

※「当たり前のこと」イコール「無意識で出来ること」

これが、普通の人と成功者とを分ける決定的な違いです。

逆に考えれば、こうも言えます。

この違いを埋めること＝普通の人から成功者に変化する

現代の日本で人の人生を形作っているのは、生い立ち、性別、職業、地位や年収ではなく、考え方です。なので、成功者と同じ思考回路になれば、自然と成功者になってしまうはずです。

それは、「繰り返す」こと。

普通の人は、自分が「いい影響を受けた」と感じる本や作品、尊敬する人の言葉、といった「良いモノ」を、一度読んだり聞いたりするだけで満足して終わってしまいます。

多くの人は繰り返しの重要性を認識していませんが、何かを習得（自分の中に取り込む）する際に、「繰り返し」ほどシンプルで確実な方法はありません。

例えば、良い本（自分に良い影響を与える本）は、それが「当たり前」になるまで読み返しましょう。「良い本」と感じているうちは、まだ自分の中で消化しきれていない証拠です。

その本に書かれていることが「当たり前」になった時、あなたの思考回路（常識）は既に変化しています。

思考回路が変われば行動が変わり、

行動が変われば結果も変わります。

「変わりたい」と思っている人は、まずは「繰り返す」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。口から出た情報、耳から入る情報は頭に残りやすいので、個人的には音読をおススメします。

（おまけ）健康な思考回路を作る方法

良い食べ物が健康な体を作るのと同じように、良い知識・情報が健康な思考回路を作ります。

いつもゴシップや悪口、同虜の愚痴、付け焼き刃の薄っぺらい本、現実離れした漫画やドラマで目や耳をいっぱいにし続けると、普段の思考がそういうものに引っ張られるのは当たり前です。

自分が「いい影響を受けた」と感じる本や作品、尊敬する人の言葉、何でも良いのですが、そう言った良いモノで「健康な思考回路」を作りましょう。

健全な精神は健全な肉体に宿り、

健全な思考は健全な精神から生まれます。

三ツ星★★★人生