やる気が出ない時の典型的な精神状態と、2つの解決策
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ。
でもどっちもできてない。どうしよう」
これが、やる気が出ない時の典型的な精神状態です。
あなたも、身に覚えがあるのでは?
「~しなければならない」という考え方をする人は、
この不幸な状態に陥りやすいんだとか。
かく言う私も、ほとんど四六時中この状態です(^^ゞ
「脱サラするために、自力でお金を稼げるようにならなければならない」
「何か、人より優れたスキルを身につけなければならない」
「食ってくために、会社に行かなければならない」
みたいな。
心理学的には、この「~ねばならない」思考というのは、
人に尋常でないストレスをかけます。
特に責任感の強い人はこういう思考をしがちです。
これは非常に勿体ないことです。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもの。
めちゃくちゃガソリン(エネルギー)を消費しているのに、
少しも前に進まないんです。
だから、めちゃくちゃ疲れます。
では、
やらなきゃいけないことがあるのにやる気が出ない時はどうすればいいのか?
解決策① 諦めて遊ぶ(好きな事、リラックスできることをする)
やる気がでないまま悶々としていても事は進みません。
どうせ進まないんなら、思い切って遊んでしまえばいいんです。
本来、やる気とは無理に引き出すものではなく、
自然と湧いてくるものです。
自分が本当にしたいことをして、
自分を喜ばせれば、自然とやる気エネルギーが湧いてくるんです。
やる気が出なくて悶々としているくらいなら、
思い切って時間を忘れて遊びましょう。
遊び疲れた(飽きた)頃には、自然とやる気が湧いてきます。
往々にして、あなたは真面目すぎます。
やらなきゃいけないけどやる気が出ないのは、
全力を出していないからではありません。
むしろ、全力で頑張って、責任感を持って張り詰めているから、
やる気(エネルギー)が枯渇してしまったんです。
あなたは全力でやったんだから、
例え出来なくても胸を張って全力でやったと言えばいいんです。
そして、その結果がどうであれ、
自分の行動に責任を持つことが、責任感の強いあなたにはできるはずです。
解決策② 一番簡単なことだけ、無理やりやる
「やらなきゃいけないこと」が自分にとって負担が大きいものであればあるほど、
やる気(エネルギー)が少ない状態で挑むことは難しくなります。
なので、「やらなきゃいけないこと」を細かい行動に分解しましょう。
(複数ある場合は、全部分解し、一番簡単なことだけやりましょう)
例えば「明日のプレゼンの準備をしなきゃいけない」だったら、
・ベッドから起き上がって机に座る
・アジェンダを作る
・パワポ資料を作る
・発表の練習をする
ですね。
そしたら、まずはベッドから起き上がって机に座りましょう。
それが出来たら、またベッドに戻っても構いません。
でも、せっかくだからアジェンダを作ろうかな?という気になれば、
そのまま続ければ良いんです。
ただし、殆どの場合、
一つ目の行動(初動)に成功すれば、後は慣性の法則に従って
案外楽に進むことが出来ます。
自力で前に進み始めると、「なんかやる気が湧いてきた」ってなります。
逆に、初動に成功してもぐったりしている、という場合は、
身体と心が休息を必要としている証拠です。
無理をせずに休みましょう。
一番大切なのは、自分を大切にすることです(^◇^)