三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

起業に「準備」は必要ない

結論から言うと、起業に必要なのは「準備」ではなく「度胸」です。

これは根性論ではなく、非常に合理的な話です。

 

 

多くの人は、失敗したくないから、恥をかきたくないから「準備」をします。

本を読んだり、お金を貯めたり、社会人経験を積むためにとりあえずサラリーマンになったり、必要だとされているモノを買ったり。この行動は、起業して「失敗しない」ことを前提に置いた行動です。

 

わたしもそうでした。

「いつか起業するつもりだけど、今(大学生の頃)は何もわからないからとりあえず会社に入ろう」「会社の偉い人と仲良くなって、起業について教えてもらおう」「社長になった時、従業員の気持ちがわからないと困るからまずはサラリーマンとして働いてみよう」「起業して失敗したらもう新卒扱いじゃなくなるから、良い会社に入れない」「とりあえず資金と知識と経験を貯めてから、失敗しても大丈夫な状態で起業しよう」

とまぁ、ごちゃごちゃ考えてましたが、要は「失敗」が怖かっただけです。

 

今、当時の自分にアドバイスできるなら、「起業したいんなら、勉強ではなく起業をしろ」と言います。英語を話せるようになりたいのに、アメリカの歴史を学ぶ人はいませんよね?それと同じだと思います。

 

初めてやることは100%失敗します。まぐれで上手くいくこともあるかもしれませんが、まぐれなので継続しません。いつか必ず失敗します。

 

金持ち父さん、貧乏父さんより抜粋(P.204)

私は、お金を失うこと、つまり損をすることが楽しくてたまらないという人にお目にかかったことがない。また、ひと財産築いた人で、そこに至るまでに一度も損をしたことがないという人にもお目にかかったことがない。一方、これまでに投資などで一セントたりとも損をしたことがないという人で、いまお金に困っているという人には数えきれないほど出会っている。

 

 

 

必ず失敗するという前提で考えた時、「準備」にたくさんのモノをつぎ込むほど、失敗した時に失うモノ(お金、時間、労力)が大きくなります。

逆に、準備ゼロで失敗しても、失うものはゼロだということです。

 

なので、準備ナシで起業するということは、

一見ムチャクチャに見えて実は非常に合理的な行動だと言えます。

 

 

 

「考えてから始める」

⇒知識がないからやらない、できない。まずはたくさん本を読んで知識を付け、3年間サラリーマンとして社会人経験を積み、お金を貯める。最初に決めた額が貯まったのでそれを元手にやってみる。やってみると、なぜか上手くいかない。今まで準備してきたことを考えると、やり方を変えるなんてもったいなくて出来ない。すでに買ってしまったモノを捨てられない。身動きが取れない。

 

「始めてから考える」

⇒今持っているもので、何が出来るかを考えてやってみる。失敗する。そこから、何が必要だったのかが見えてくるのでちょっと変えてまたやってみる。失敗する、もう一度ちがう方法でやってみる、、、と繰り返すことで、少しずつマシになっていく。

 

1年後、だと前者はまだ勉強中なので、、、

5年後、どちらが成功していると思いますか?

 

 

さて、書きたいことは伝わったと思いますので最後にこんな音声をご紹介します。この記事を読んでなにか感じるところがあったと言う人は、是非聞いてみてください。無料な上に短い話なのでお気軽に。

 

斎藤一人さんの泥縄の話

www.youtube.com

 

斎藤一人さん

実業家。「銀座まるかん」の創業者。高額納税者公示制度(長者番付)12年間連続10位以内。実質手取り額(税金を差し引いた残りの額)で日本一。総資産200億円、平均年収は30億円。