ハズレなし!絶対に失敗しない小説の選別基準3つ
若い人は、未来に希望を持てず疲れきっています。
若い人は、忙しいので時間がありません。
若い人は、貯金もありません。
疲れたら、小説を読んで現実逃避するという人も多いのでは?
小説はゲームなどに比べ、とても安価で、しかも長時間楽しむことができます。
そこで今日は、皆さんに日常を忘れて精神的休息を得ていただくための参考に、
「ハズレなし!絶対に失敗しない小説の選別基準」をご紹介します。
小説は読むのに時間がかかります。マンガだと20分くらいで済むところを、(私は本を読むのが遅いので)小説は6時間くらいかかります。6時間かけて読み終えた後「全然面白くなかった・・・」では悲しすぎますよね。
なので、こと小説に関して、私は購入するにあたって明確な選別基準を設けています。気になる小説は、3つの基準のどれか1つでも満たしていれば購入します。
基準その① 量の実績がある(例:100万部以上のベストセラー)
基準その② 「日本SF大賞」「このミス!」「本屋大賞」の受賞作
基準その③ 信頼する人、好みが似ている人の推薦
基準その① 量の実績がある(例:100万部以上のベストセラー)
たくさん売れているということは、大多数の日本人が求めている「何か」が含まれていることが多いです。型破りな主人公のキャラクターだったり、斬新な舞台設定だったり、狡猾なトリックだったりと色々ですが、小説を実際に読むことでその「何か」がぼんやりと掴めたりします。
要するに、より多くの人に好まれる「何か」を知ることができるんです。
言語化は難しいのですが、単なる「流行」とは全くの別物です。「流行する理由」の最も深いところ(潜在意識)にある、共通の感覚とでも言うんでしょうか。。
自分のコンテンツにこの「何か」を混ぜ込む事で、より多くの人が共感できる仕上がりになる可能性が高くなります。仮に、小説自体を楽しめなくても、こういう情報を得られるのであれば損はしません。
また、盲信しているわけではありませんが、量の実績があるものは質も高いことが多いです。大勢の人に評価されているのであれば小説自体も十分面白い作品であることが多いってことです。
基準その② 「日本SF大賞」「このミス!」「本屋大賞」の受賞作
どういう賞の入賞作が好きか、という話なので個人の好みで分かれる部分だと思いますが、この3つの賞の受賞作では今のところハズレなしです。
私のイチ押し小説、貴志祐介さんの「新世界より」もこの条件で購入しました。
現実を忘れて夢中にさせてくれる、とても素敵な本です。細部まで世界観が行きとどいており、まさに芸術!最後のオチも衝撃でした。2008年に購入してから、まだ大事に持っていて、今でもたまに読み返したりしています。
この本は上下巻合わせて1000ページという大作です。
なので、いわゆる「情報弱者」の人(本や長い文章を読めない人)には向きませんが、この私が書いた長い文章を読んでいる皆さんなら、楽しんで頂けると思います。
文庫本だと上中下で出ていますが、長く愛読する本になると思うので、ハードカバーをお勧めします。
まだ読んでいない人は、是非読んでみてください。
p.s. この本がきっかけで貴志祐介さんの本は全て読みましたが、最初に読んだ「新世界より」が個人的には一番好きです。
基準その③ 信頼する人、好みが似ている人の推薦
私の場合は、リアルの友人知人よりもネット世界で知った知人やアフィリエイターの方が多いです。(まあ、リアルには友人自体いませんがw)
新聞広告やテレビCM、書評など色々ありますが、やはり宣伝効果で口コミに勝るものはないと考えています。
「あの人が勧めるくらいだから、相当良いものなんだろう」と自分でも驚くほど簡単に思ってしまいます。でも、これがハズレないんですよね。
私は人を簡単に信頼しないので、この選別基準が有効な人は限られるかもしれません。しかし、「誰の言うことでもすぐ信じちゃう」「ネットに書いてあったから信じちゃう」みたいな情報弱者はここまで文章を読めないと思うので、皆さんにとっては有効ですね。
それでは、よい読書を(*^_^*)