【2014-06速報】就業者に占めるサラリーマンの割合
就業者に占める「雇用者」つまりサラリーマンは、
就業者6,366万人のうち、82%を占めている。
15歳以上人口 : 11,059万人
労働力人口 : 6,613万人
就業者 : 6,366万人
役員を除く雇用者: 5,226万人 →就業者に占める割合:82%
完全失業者 : 247万人
非労働力人口 : 4,446万人
元データ↓
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/index.htm
そんな中、いちサラリーマンである私は、
「仕事辞めたい?」の問いには間髪いれずに「はい!」と即答する自信がある。
仕事辞めたい選手権があれば、かなり良い線まで行くことだろう。
そして、私ほどのスピードは無くとも、
似たような気持ちでいるサラリーマンが、世の中には大多数だと思っている。
そうした欲望につけ込むことで、
悪魔のように高価な情報商材、セミナー、ビジネススクールは成り立っている。
情報商材を売る側の人間は、商材を欲しがるサラリーマンが余すことなく成功するのを望んでいない。
なぜなら、成功したら、情報商材を売りつける相手がいなくなるから。
パイは大きい方が良いのだ。だから、金を払って教えてもらうことには、
決して核心が含まれない。
独立して成功した、もう満員電車には乗らなくて済むし、好きな時間に起きて、
カフェで仕事をする、みたいなブログやサイトは数知れず存在し、
思い切って一歩を踏み出せば、そういう生活は結構簡単に手に入るみたいな詐欺まがいの情報商材も星の数ほどある。
にもかかわらず、8割の人がサラリーマンを続けている。役員を含めると9割以上だ。
つまり、脱サラ&成功には、実際には非常に高い参入障壁あることを証明している。
怪しい商材や講座に金を払っても、リターンを得られるようにはできていない。
私は2度の失敗で、もう2度と金は出さないと心に固く誓った。
稼ぐために、金を出していてはダメなんだってことが分かった。
合計100万円をかけた、高い勉強代だった。
つまるところ、「この人が言った通りにやれば、誰でも間違いなく月収100万円になる」みたいなことはないというのが、私の100万円分の結論だ。
というか、そんな方法があるんだったらまずは自分でやるし、
ネットにその方法を晒して顔も見えない不特定多数の人間に教えてやる理由はない。
冷静に考えてみて、自分がそういう必勝法を知っていたとして、どうするだろうか?
まずは自分。あとは、信頼できる友人くらいではなかろうか。
利益が出るうちは、間違いなく自分でやるだろう。
そして、だんだん利益が出にくくなってきたら、今度は自分の成功例を「エサ」に
不特定多数の人間に公開し、彼らから「授業料」を受け取る。
無料のやつは、より危ないのでレベル5の警戒が必要。
利益が出たとしても、所詮は二番煎じ。また、すでにネットに公開されているので、
ライバルも多い。同じようなことをやっている不特定多数の人間同士で、
しのぎを削るようになる。
また、自動化された流れを追っているだけで自分で考えていないので、
新しい仕組みを作ることもできない。
結局、自分で勉強して考えて、「誰もやってないこと」もしくは「ネット検索で表示されないこと」をやるのが一番の近道なのだろう。
うまい話なんて、どこにも落ちてないし、そんなのが自分に回ってくるはずがない。
それくらいの心構えでいた方が、失敗しない。
楽して(勉強して考えるのを放棄して)稼ごうなんて、土台無理な話。