三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

昔は気にならなかった「些細なこと」にイライラしてしまう理由

昔は全然気にならなかったのに、
今は些細なことにすごくイライラする、みたいなこと、ありませんか?


私の場合、2年ほど前(うつ病を発症してブラック企業から転籍)から、
周囲の音やニオイに非常に敏感になりました。

私は、単にうつ病の後遺症みたいなものかなと考えていましたが、
そうじゃなく、逆に正常に回復しつつあるからこその症状である、

という記事を見つけました。


個人的には面白い考え方だな~と思ったので、紹介したいと思います。


イライラする「些細なこと」の例

<日常>
・すれ違った人と目が合う
・(臭くなくても)香水や芳香剤のニオイ
・電車とかでこっち向いてされるクシャミや咳
・電車で明らかにオナラのニオイがした時
・アナウンスなしで電車が止まる
・半径1m以内に他人が侵入した時
・道幅いっぱいに広がって歩く集団
・のろい人(レジでサッとお金を出せない、駅の改札で引っかかるetc)

 

<職場>
・人の声(会議や電話、雑談など)
・咀嚼音(くちゃくちゃ)
・嚥下音(ゴクゴク、グビッ)
・ドカドカ歩く女
・体臭
・(一般的には良い匂いとされる)香水や芳香剤のニオイ
・勤務時間外の会議
・使えない部下(バカ)のやること成すこと全て

 

些細なことにイライラするようになった理由

それは、パーソナルスペースが変化したから。


パーソナルスペース(英:personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリアとも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。一般に、親密な相手ほどパーソナルスペースは狭く(ある程度近付いても不快さを感じない)、逆に敵視している相手に対しては広い。相手によっては(ストーカー等)距離に関わらず視認できるだけで不快に感じるケースもある。
ウィキペディア


つまり、

「相手と離しておきたい距離」=パーソナルスペース

であり、それを無視して踏みこまれると、不快になります。


そして、都会に住んでいる人の場合、
人口密度が高いため、そのままにしていると
互いのパーソナルスペースがぶつかってしまいます。

なので、それをぎゅっと縮め、互いの領域を守っているんだそうです。

 

ある時点を境に、些細なことでイライラしだしたという人は、

望まない仕事をして、狭い電車に押し込まれて生活している間、

ずっとぎゅーっと縮こまっていたパーソナルスペースが、

今は、自分らしい大きさに少しずつ戻ってきているとのこと。


パーソナルスペースが縮こまっている時は、

外からの刺激や情報は自分の中に入らないように

無意識のうちにシャットアウトしています。

 

パーソナルスペースが広がってくると、
他人のスペースとも重なったりぶつかったりしてきます。

だから、ほんの些細なことが気にかかる様になる。
と言うよりもむしろ、
小さなことに気付けるところまで回復した、とも言えるんじゃないかと。

 

人のサポートをするのが好きな人は、
人の為にエネルギーを使うわけです。
だから、外からの刺激に対しても比較的寛容。

 

自分のエネルギーを、例えば
自分の創造活動にすべて注ぐ必要のある人なんかだと、
極力自分の境界はしっかり 保っておきたいだろうと。

 

なので、後者のタイプの人は、

前者のタイプよりもイライラを顕著に感じるんじゃなかろうか、と。

 

 

何て言うか、非常に前向きな考え方だなぁと。

私には逆立ちしてもできません、、、

 

↓元の記事

http://inemurino-ki.com/2014/04/06/sensitivity_irritation/