三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

はじめて「猫カフェ」なるものに行った感想と評価

f:id:mitsubosi:20141130182537j:plain

 

 大前研一さんも世界的ベストセラー「考える技術」の中で言っています。

"ふだん行かない場所へ行け"と。

いつものサラリーマン生活とは違う景色に触れることで、脳が活性化されます。

 

というのは建前で、

ペットを飼いたい気持ちを抑えるために猫カフェに行ってきました(笑) 

 

ワンルームに独り暮らし、平日は仕事なので家にいません。

そんな私が飼うことができるペット・・・

 

犬と猫では、どちらかというと犬が好きでした。が、サラリーマンをやっている限り、犬は絶対に飼えない。可哀そうだ。もちろん、一生サラリーマンでいる気はありませんが、何の見通しもない状態で無責任なことはできません。

 

では、猫はどうなんだろう、と。

 

猫は犬と違い、留守番も得意で、比較的狭い場所でも満足してくれるということ。

毎日の散歩も不要。たしかに、猫に首輪を付けて歩いている人って見かけませんよね(^^ゞ

 

で、どうかなーとまでは思ったのですが、

やはり今は会社を辞めるための足がかりを作ることに専念しようと。

 

でもふあふあであったかい毛並みを触りたい……そんなわけで、行ってみたんです。

まー猫アレルギーがないか、毛はどれくらい抜けるのか、実際に飼ったら部屋はどうなるのか、とかのチェックも兼ねてましたが。

 

 

猫カフェに行った感想と評価・・・

結論から言うと、行って良かったです。 

が、もう一度行くか?と聞かれれば答えはNOです。

 

 

私が行ってきた猫カフェ

コミックバスター WILL BE 大井町店 - マンガ喫茶&インターネットカフェ&猫カフェ

 

なんと、ネットカフェと合体してるんです。

ネットカフェのマンガは読み放題、さらに猫も触りたい放題。

 

新規の料金は、1時間1,200円、3時間1,800円。

 

【良かった点】

・猫とのふれあい。

 カップルたちに追いやられて(笑)、

 隅っこでマンガを読んでいた私のところに

 アメリカンショートヘアの猫がやってきて、突然ジャンプし、

 膝の上に乗って、そのまま眠ってしまいました。

 

 これはとっても嬉しかった。癒されましたね~

 来てよかったと思いました。

 

 起こさないように片手でマンガをめくってしばらくじっとしてました。

 30分くらいして起きると、顔をなにやらもにょもにょやって、

 盛大に伸びをして、一度も振り返らずに去って行きました・・・(涙)

 

 ん~でも、この適度な使われ感、嫌いじゃないかも(笑)

 

【悪かった点】

・座る場所が少ない。

 椅子は4F、5F合わせて5か所しかありませんでした。

 大きなソファーもありましたが、

 カップルが二人でいちゃついているソファーの端に座る人はいないでしょう。

 事実、席は空いていても床に座り込む人もたくさんいました。

 

 ※床に胡坐をかいて座っていると猫がやってきて膝の上で眠り始めたりするので、

  むしろ椅子には座らない方がいいですが。。。

  長時間動けないのでお尻が痛くなります。

 

・(人間が)うるさい。

 おばちゃんグループ、カップル、、、私のように1人でくる客もいましたが、

 グループで来る客(しかも常連)が大多数。

 

 「かわいいでちゅねぇ~」みたいなおばちゃんの声がうるさく、

 また、ずーーーっとくだらないおしゃべりが延々と続きます。

 電車で大声でしゃべりつづけるハタ迷惑なおばちゃんグループを想像してもらえれば良いでしょう。

 

 そこで3時間耐え続けるのは、なかなかのストレスです。

 猫の癒しとで±0ってとこでしょうか。

 

 通常のネットカフェでは「仕切り」があり、「私語厳禁のルール」もあります。

 が、猫カフェにはどちらもありません。

 「猫が遊んでくれなくてもマンガは読めるから損はないだろう」と考えたのは、

 認識が甘かったと言わざるを得ません。

 

・他の客と猫の奪い合いになる。

 猫キャストは全部で20匹以上いたと思いますが、

 半数は寝ているか、休憩部屋にいるかで相手をしてくれません。

 (おばちゃんグループは寝ている猫をむりやり抱き上げたりしてましたが…あと、マジでうるさい)

 

 人間の相手をしてくれる猫は更に少ないです。

 そこで、猫の取り合いになるんですね。

 表立ったものではもちろんないのですが、冷戦?みたいになる。

 

 せっかく私の膝の上でゴロゴロしていた猫に、

 向こうでカップルが猫じゃらしをフリフリして、誘導する。

 そんな感じ。

 

 猫も人間慣れしているので、

 ただ座ってマンガを読んでいるだけでは、

 あまり向こうから寄ってきてくれないんです。

 

 なるほど、だから常連になって通い詰める人がいるんだなーと思いましたが、

 なんだか虚しいので、私はその戦いには参加したくありませんでした。

 

 猫もかまってくれず、

 マンガにも集中出来ず、

 周りはカップルやグループばかり。。

 一人でいるときより孤独感を強く感じる時間は、決して短くなかった。

 なので、もう一度行くか?と聞かれれば、答えはNOです。

 

p.s.

一緒に旅をできるパートナーとしては、猫は不向きです。

会社を辞めて、いろんな国を見て、落ち着くことがあれば(あってもずっと先でしょうが)私だけの猫を飼いたいな~と思いました。