三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

起業したい人が「事業計画書」を作るための16の質問~2問目~

第2の質問「あなたはなぜ、その問題を解決したいのですか?」

<復習>

第1の質問「現在の社会において、あなたが一番可決しなくてはいけない音持っている問題は何ですか?」

→小学校から大学までで詰め込まれた知識は、社会に出てから全く使われないこと

 

第2の質問の答えは、事業のコア(Why)となる重要な要素です。

なぜ重要かというと、「意志の力を使わずに目標達成率をグッとあげる具体的な方法 - 三ツ星★★★人生」でも述べたように、

「明確な理由(Why)」は、やり遂げる原動力になるからです。

 

では、さっそく考えてみます。

私の場合は、

なぜ、「詰め込まれた知識が、社会に出てから全く使われない」問題を解決したいのか?

 

<私の回答>

・生まれてこの方、「サラリーマンになりたい」と思ったことがないのに、今サラリーマンになっているのは、学生時代の過ごし方に問題があったと考えているから。

・成長期で脳が発達する真っ只中に、無駄な知識を詰め込むことしかしなかったことを後悔しているから。この時期に、もっと脳に刺激を与えれば、27歳の今の生活も全く異なるものになっていたはず。

・学生の頃必死で暗記した英単語、数学の公式や歴史の年号、物理法則は、今となっては殆ど思い出せない。全くの無駄であったと言わざるを得ないから。

下記の誤った思い込みが、当時の私の思考をがんじがらめにしていた。

もし学生時代の自分にアドバイスできるなら、これらの思い込みは誤りだと伝える。

「良い大学へ行かなければ、一生低所得者として生きるしかない」

「良い大学へ行くためには、良い高校に行かなければならない」

「良い高校に行くためには、良い中学に行かなければならない」

「小学生は何にでもなれる可能性がある。

 しかし、歳をとるにつれて、可能性(選択肢)はどんどん狭まっていく」

「今、将来像が描けないなら、

 可能性(選択肢)をできるだけ広く確保しておくことが何より重要だ」

・学生時代、誤った思い込みもなく自由に思考し、行動できていたら、絶対にサラリーマンにはなっていないと思うから。

・中学を卒業して、すぐに働き始め、自分で事業を始めていたとしたら、その経験値は生涯に渡って活かすことができると思うから。

・学生時代に、もっといろんな職業を体験しておくべきだったと後悔している。なぜなら、実際にやってみなければ、自分にどんな仕事が向いているのかなどわからないから

・高校、大学と1日あたり平均8時間×7年間、無意味な勉強に費やしていた。7年あれば、なんでもできたし、(大手企業のサラリーマン以外なら)何にでもなれたと思うから。

・高校・大学では、実生活で必要な知識、知恵を教えてほしかったと思うから。

 例えば、、、、

 「日常的に運動する人、しない人の寿命の比較」

 「安全な食品の見分け方~コンビニで売っている食べ物に含まれる化学調味料~」

 「ブレーンストーミング演習」

 「ディベート(相手を論破する)大会」

 「プレゼンテーション演習~しぐさや声のトーンが与える印象について~」

 「相手を説得する話し方」

 「フォトリーディング演習」

 「読み手を惹きつける文章の書き方」

こういう知識、知恵は、学校では教えてくれません。

社会に出て、自発的に課題意識を持って、自発的に情報収集したり実践したりしなければ身につけられないものです。

これを学校で教えてくれたとしたらどうでしょう?

皆さんも今も、大分変わってきていると思いませんか。

更に言うと、成長した日本国民は、より想像的で、世界的にみても付加価値の高い人材になっているのではないかと思うのです。

 

※もちろん、高度な知識を持つ人(研究職、教員)も必要です。

そういう人は、従来の教育を受ければ良いと思います。

でも、営業職、事務職、プログラマ、専業主婦、ドライバー、町のパン屋さん、、、大多数の人はそうじゃありませんよね。

 

 

皆さんも、自分の回答は用意できたでしょうか?(*^_^*)

課題意識というのは、自分の経験や過去の出来事に、強く関連しているのだなぁと思いました。