三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

ブラック企業の理念に絶対入ってる言葉

世間一般で「ブラック企業」と評価されている企業の

企業理念にはどんな単語が含まれているのか、調べてみました。

 

< 結果>

健康、心の豊かさ、愛、幸せ、信頼、安全第一、期待、満足、研磨、

尊重、働きがい、誇り、創造、挑戦、誠実、公正、感謝、強い、No.1、

チャレンジ、マインド、自主性

 

中でも、「挑戦」、「チャレンジ」、「信頼」、「No.1」、「感謝」

の5つは複数ブラック企業で使われていました。

 

ブラック企業大賞2014 ノミネート対象より抜粋

1.株式会社 大庄(居酒屋チェーン「日本海庄や」)

日本海庄や」では、2007年に24歳の若者が過労死している。

 

大庄は初任給に過労死の労災認定基準(過労死ライン)である月80時間分の残業代を組み込んでおり、裁判では元康さんの死亡前4カ月間の総労働時間は1カ月平均276時間で、時間外労働は平均112時間だったと認定された。

 

そのような過重労働を前提とする会社の労務管理について、裁判官は「労働者の生命・ 健康に配慮し、労働時間が長くならないよう適切な措置をとる体制をとっていたものとはいえない」とし、元康さんが過労死したのは取締役らが「悪意又は重大 な過失により、そのような体制をとっていた」ことが原因と結論付け、役員個人の賠償責任を認定した。

 

企業理念 我が社の事業は人類の健康心の豊かさに奉仕いたします。
我々は自らの隣人をし、社会をし、会社をし、あくなき
人々の幸せを追及いたします。

経営理念:の経営

 

2.JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)
JR西日本では2012年、28歳の若者(Aさん)が過労自死している。


2011年6月から兵庫県尼崎市の工事事務所で信号システムの保安業務などを担当していた。そこでは昼夜連続勤務や休日勤務を繰り返し、同年12月以降は残業時間が毎月100時間を超過するようになった。自死直前の2012年9月には残業時間は月160時間を超え、その他の月でも最長で250時間を上回る残業をしていたという。

 

またAさんの担当していた保安業務は、乗客の安全のためミスが許されない責任の重い仕事であり、ただでさえ過酷な長時間労働をしているAさんを精神的にも肉体的に追い込んでいく要因となった。このような過重労働の中でAさんは鬱病を発症し、2012年10月、マンションの14階から身を投げ自死した。

 

原告側は、タイムカードなどで労働時間を適正に把握しなかったなどとして、同社に注意義務違反や雇用契約上の安全配慮義務違反があったと訴えている。
JR西日本側は 第1回口頭弁論で、長時間労働と自殺との因果関係を認める一方、損害額について争う姿勢を示している。

 

企業理念私たちは、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を自覚し、安全第一を積み重ね、お客様から安心、信頼していただける鉄道を築き上げます。

私たちは、鉄道事業を核に、お客様の暮らしをサポートし、将来にわたり持続的な発展を図ることにより、お客様、株主、社員とその家族の期待に応えます。
私たちは、お客様との出会いを大切にし、お客様の視点で考え、お客様に満足いただける快適なサービスを提供します。

私たちは、グループ会社とともに、日々の研磨により技術・技能を高め、常に品質の向上を図ります。
私たちは、相互に理解を深めるとともに、一人ひとりを尊重し、働きがい誇りの持てる企業づくりを進めます。

私たちは、法令の精神に則り、誠実かつ公正に行動するとともに、企業倫理の向上に努めることにより、地域、社会から信頼される企業となることを目指します。


3.株式会社 ヤマダ電機

2007年9月19日午前2時頃、同社の郊外型店舗「テックランド」柏崎店に勤務していた当時23歳の男性社員(Aさん)が、過労の末に社宅で首を吊り自殺した。

 

2004年12月に契約社員としてヤマダ電機に入社したAさんは、亡くなる1ヶ月前の2007年8月16日に正社員に登用。同時に9月21日に新規開店予定だった「テックランド」柏崎店のオーディオ売り場の「フロア長」になるよう命じられ、23歳で正社員未経験ながらいきなり「管理職」として扱われた。ヤマダ電機では8月16日以降、Aさんに出勤時刻は打刻させていたものの、退勤時刻を打刻させていなかった。

 

2011年6月、Aさんの自殺は労災認定された。長岡労働基準監督署は、関係者の証言や警備記録などから男性が自殺する直前1ヶ月間で少なくとも106時間21分の残業をしていたと結論。特に亡くなる前の1週間の時間外労働は47時間30分と極度に多いことが認められている。


遺族はヤマダ電機側に安全配慮義務違反があったとして、2013年12月11日に前橋地裁に損害賠償などを求めて提訴しているが、ヤマダ電機側は労基署の認定は事実誤認に基づくとして、訴えを全面的に否定している。

 

週刊文春」が入手したヤマダ電機の内部資料によると、2013年9月7日以降の4週間で、残業時間が40時間を超えた従業員は全国607店舗で1819人。さらに46人の店長が、厚生労働省の定めた「過労死ライン」(残業時間が月平均80時間)を超えているという。

 

経営理念創造挑戦

感謝信頼」で強い企業を目指し、

社員総意で企業価値を高め、社会に貢献する。


4.株式会社 A-1 Pictures

2010年10月、当時28歳の男性社員Aさんが都内の自宅アパートで自殺した。

 

各紙報道によれば、Aさんは2006年から2009年12月まで同社の正社員として勤務し、在職中は『おおきく振りかぶって』『かんなぎ』などの制作進行を担当。同社にはタイムカードなどで労働時間を管理する仕組みはなかったが、Aさんが退職後に通院していた医療施設のカルテには、「月600時間労働」などの記載があり、残業時間は多い時で月344時間に上った。7日間連続で会社に泊まったり、3カ月休みがなかったこともあったというが、残業代が支払われた形跡はなかったという。

 

アニメ制作は多くの若者が志す人気職種となっている一方、日本アニメーター・演出協会が2008年に728人を対象に行なった調査では、アニメーターの賃金は年収200万円未満が9割で、労働時間管理がなされず、社会保険も未加入という事例が多数あったとされる。「好きな仕事をしたい」という若者の心理につけ込むことで、劣悪な労働を甘受させる「やりがい搾取」の象徴的事例として、今回ノミネートをした。

 

社長挨拶(企業理念は見当たらなかった)株式会社A-1 Picturesは、AnimationでNo.1(A-1)という目標を掲げて2006年10月に本社・阿佐ヶ谷スタジオを新設して本格稼動いたしました。
作品を通じて全世界の人々に熱い感動をお届けするため、従来のアニメーション業界の常識にとらわれず、“自らが発信する”という企業風土のもと、オリジナル・マインドを持ったアニメーション制作集団を目指します。

世界中のアニメファンの皆さまに、作品を通じて感動を送り続けたい。

そのためにも、常に新しいものを探す、挑戦者であり続けたいと思っています。
A-1 Picturesという会社には、若い気持ちを持ってチャレンジしようとする人間が多いです。

それぞれが自主性を持って意見を出し、それを取り入れていく場面が多々あり、
自分たちがこの会社を支えているという意識が個々に高いと思います。


5.タマホーム株式会社

2011年10月12日、同社の男性社員Aさん(当時47歳)が過労により亡くなり、2012年8月にいわき労働基準監督署が労災と認定した。

 

後にいわき労働基準監督署がパソコンのログイン記録などを元に認定したところでは、男性が亡くなる前半年間の残業時間は最も短い月で83時間、最長で103時間に及んでいた。

 

ただし同署の調査復命書は、タマホーム社員たちがあらかじめ許容されている残業時間を超えて働かざるをえない(サービス残業の形跡を消す)ために意図的なログオフ忘れ、あるいは社員間でのIDの貸し借りを行っていた可能性を指摘している。


そして10月11日、業務扱いとして参加が義務づけられていたタマホームの支店対抗ソフトボール大会に出場後、同僚と宿泊したホテルで急性心筋梗塞で亡くなっているのが発見された。

 

企業理念「良い家をより安く国民の皆様に提供する」
私達と共に住宅業界No.1を目指しましょう。

 

p.s.

ちなみに、私の元いたブラック企業でも、
挑戦、進化、プライド、ミッション、プロフェッショナル、成功、etc...

詳しくは言えませんが、上記のような従業員を「焚きつける系」の言葉が多かったです。