三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

【IT企業のびっくり内情】テレビ会議を使えないシステム部部長のキックオフ会議

私が現在勤めている会社はいわるゆIT企業。

システム開発コンサルティングが主な事業です。

 

10月から会社の組織が大幅に変わり、私も新たな組織に配属になりました。

役割は、ざっくりいうと社内SE。

つまらないけど早く帰れる楽ちんな仕事なので、私にとっても都合のいい役割です。

 

 

さて、少し前の話なので恐縮ですが、

今日はこの新たな部署の衝撃的なキックオフ会議を

記録に残しておこうと、筆をとった次第です。

 

他にも似たような【びっくり内情】があるので、

シリーズ化しようかなと企んでいます(笑)

 

テレビ会議を使えない社内システム部の部長

冒頭でもお伝えしましたが、IT企業の内部の話です。

新しい部署は、社内のネットワーク、サーバ、アカウント管理、

業務システムのメンテ、セキュリティ管理、インフラ関連が、主な仕事になります。

もちろん、テレビ会議システムの導入や機器の管理もこの部署のお仕事。

 

その部署のトップが、自ら招集した「キックオフ会議」。

参加者は20名前後(うち、他拠点のメンバー1名)。予定時間では1時間。

 

さて、どうなったと思います?

 

まず、開始から30分間、部長と他拠点の1名とで、

「カメラの電源入ってる?」「音聞こえてる?」

「あれ?マイクのスイッチ入ってる?」

パワポ写してるんだけど見えてる?え、見えてないの?」

みたいな調子で、

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、

マニュアルと携帯を握りしめて、2人で電話してました。

他の18名のメンバーそっちのけで。

 

10分を過ぎたあたりから、みんな持参した自分のノートPCで仕事してました。

想像してみてください。この光景・・・

なかなかのモノでしょ?

まー、会議が始まったところでどうせ大した内容もないだろうと思っていたんでしょうね。私もそうでしたが。

 

ゆとり部下に日々うんざりしているさすがの私も、驚愕しました。

 

会議が始まる前に準備できていない「段取りの悪さ」、

システム部の部長のくせに、テレビ会議も使いこなせない「知識の無さ」、

誰も助けようとしない「人望の無さ」(笑)、

1人のために18人を待たせ続ける「決断力の無さ」、

いろんなことが明らかになり、

これからはこいつの下で働くのか・・・と暗澹たる気持ちになりました。

とんだキックオフだなと。

 

結局、35分くらい経った頃、「あとで資料送るから見といてください」と諦め、

パワポを飛ばし読みで音読して、何の話だったのかさっぱりわからないまま会議は終了。


これまでの5年間の社会人生活ので私が経験した中で、
最低の会議でした。(しかもキックオフ・・・

 

ちなみに、その部長は10月いっぱいで別の会社に出向になってます(笑)