三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

【厳選良書】1冊10分!超効率的な読書術

10分で1冊全て読む、のではありません。
10分しか読まない、のです。
他は捨てる、ということです。

 

どうやって10分で1冊読むのかしら?と手に取ったこの本。

まさに逆転の発想でした。

「速く読む方法」ではなく

「10分間で必要な情報だけ抽出する方法」が書かれています。

 

「せっかくお金を払って買ったのに、全部読まないともったいない」
と思いました?

 

全部読んでも、結局自分が吸収できるのは全体の5%。
だったら、吸収できない95%は読んでも読まなくても同じ。

だから捨てる。

というのが、著者の一貫した主張です。

 

この意見、言われてみれば、、、というのが私の感想。

たしかに、じっくり隅から隅まで読んでも

読み終わった頃には最初の方は忘れてるし、

これは実際にやってみよう!と思ったことも、一気に全部やるのは無理。

 

だったら、「いまの自分」がに必要な情報だけ、「探せ」ばいいと。
「読む」のではなく、「探す」のです。
これは目からうろこでした。

 

役に立たなかった今までの「速く読む方法」

①速読(スピードリーディング)

結局、目を速く動かすとか、ページをめくるスピードとか、

もっと言うと、読んだことが自然に頭に入ってくるまでには、

「練習」が必要。これは読書スキルと言ってもいいと思います。

 

つまり、すぐには身につかないんですね。

私も張り切って始めたけど、1週間もたたずに挫折しました。

 

フォトリーディング

これは、ページの中心をぼんやり眺めながら、

1分間隔でページをめくる、というもの。

この方法では1冊20分くらいで読めます。

 

ただし、

・事前に読む目的を決める

・目次を読み込む

・みかん集中法

・復習

など、いくつかステップがあり、

これも習得には数年間の修業を要します。

達人になると、小説とかも20分で読めて、

全てのページが写真を切り取ったように思いだせるとか。

ホントか?って感じですが。。

 

ちなみに私はこのフォトリーディングの講習(10万円)を受けましたが、

1ヶ月もしないで挫折しました。

 

本当に読めている(潜在意識に入っている)のかわからない。

→他にも良いこと書いてあるんじゃないか?と読み返してしまう。

→読んだ後にマインドマップを描くのが面倒になった。

→普通に読むより時間がかかるようになった。

→やーめた。

ってな感じでした(涙)

 

それに比べると、この本はとても合理的です。

「もったいない」という幻想さえ捨て去れば、

なんの練習も必要ない。

誰でもすぐにできます。

 

是非、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。