【厳選良書】1冊10分!超効率的な読書術
10分で1冊全て読む、のではありません。
10分しか読まない、のです。
他は捨てる、ということです。
どうやって10分で1冊読むのかしら?と手に取ったこの本。
まさに逆転の発想でした。
「速く読む方法」ではなく
「10分間で必要な情報だけ抽出する方法」が書かれています。
「せっかくお金を払って買ったのに、全部読まないともったいない」
と思いました?
全部読んでも、結局自分が吸収できるのは全体の5%。
だったら、吸収できない95%は読んでも読まなくても同じ。
だから捨てる。
というのが、著者の一貫した主張です。
この意見、言われてみれば、、、というのが私の感想。
たしかに、じっくり隅から隅まで読んでも
読み終わった頃には最初の方は忘れてるし、
これは実際にやってみよう!と思ったことも、一気に全部やるのは無理。
だったら、「いまの自分」がに必要な情報だけ、「探せ」ばいいと。
「読む」のではなく、「探す」のです。
これは目からうろこでした。
役に立たなかった今までの「速く読む方法」
①速読(スピードリーディング)
結局、目を速く動かすとか、ページをめくるスピードとか、
もっと言うと、読んだことが自然に頭に入ってくるまでには、
「練習」が必要。これは読書スキルと言ってもいいと思います。
つまり、すぐには身につかないんですね。
私も張り切って始めたけど、1週間もたたずに挫折しました。
これは、ページの中心をぼんやり眺めながら、
1分間隔でページをめくる、というもの。
この方法では1冊20分くらいで読めます。
ただし、
・事前に読む目的を決める
・目次を読み込む
・みかん集中法
・復習
など、いくつかステップがあり、
これも習得には数年間の修業を要します。
達人になると、小説とかも20分で読めて、
全てのページが写真を切り取ったように思いだせるとか。
ホントか?って感じですが。。
ちなみに私はこのフォトリーディングの講習(10万円)を受けましたが、
1ヶ月もしないで挫折しました。
本当に読めている(潜在意識に入っている)のかわからない。
→他にも良いこと書いてあるんじゃないか?と読み返してしまう。
→読んだ後にマインドマップを描くのが面倒になった。
→普通に読むより時間がかかるようになった。
→やーめた。
ってな感じでした(涙)
それに比べると、この本はとても合理的です。
「もったいない」という幻想さえ捨て去れば、
なんの練習も必要ない。
誰でもすぐにできます。
是非、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。