三ツ星★★★人生

勢いで会社を辞めた元女SEのその後

「年金」も「年功序列」も、ネズミ講と同じシステム

若者の悩みの種である「年金」も、
日本企業特有の「年功序列」も、
ネズミ講と同じシステムであることは、実はあまり知られていなません。


ネズミ講は、「無限に下位会員が増え続けること」を前提としたシステムです。
ですが、そんなことは物理的にあり得ません。
最初は良いですが、いつかは必ず、下位会員が増えなくなります。人間の数は有限なので。

つまり、後から会員になった人たちは、下位の会員からお金をもらえない&上の会員にお金を払わないといけないので、損をする仕組みになっています。

 

年功序列」も「年金」も同じです。
年功序列を維持するには、企業が常に成長していなければなりません。
年金も、人口が無限に増加することを前提としています。

 

つまり、年功序列も年金も、

後から参加した人が損するシステムだということです。

 

 

ご存じのとおり、年功序列は既に崩壊していますね

NHK NEWS WEB 日立 年功序列廃止の衝撃

管理職の給与全体のうち70%に年功序列的な要素があったのは確かで、会社関係者も認めています。これが10月からは日立本体の管理職1万1000人を対象に全面的に廃止されます。

 

代わりに給与のベースになるのは仕事の役割の重さです。
今回の制度の見直しでは、1万1000人分のポストは(1)組織の大きさ(2)求められる技術レベルなど、さまざまな点から7つのグレードに格付けされます。

 

管理職には年度初めに人事部門からポストや本人の目標に応じた「期待年収」が新たに示されます。実際の給与はこの「期待年収」を基に目標の達成度合いに応じて決まる仕組みになるということです。

 

廃止理由の一つは、グローバルな経営を強化するうえで、世界中の社員が納得できる共通の基準が必要となってきたからです。
会見で中畑常務は「優秀な外国人は、世界共通の人事制度を求めている。優秀な人材を獲得したい」と述べていました。

日立は、海外に勤務する外国人社員(※)の数を今の12万7000人余りから、来年度には全体の43%に当たる15万人に増やす計画です。(※一部、現地採用の日本人も含む)

 

 

国よりも規模が小さく、また営利目的で存在している「企業」で先に症状が現れています。高度経済成長期には、ほとんどの会社は成長していましたが、もはやそんな状況が日本に訪れることはないと思います。

少なくとも、私が生きている間はあり得ないでしょう。


高度経済成長期に日本が成長したのは、

かつて企業戦士と呼ばれ、現在は年功序列で悠々自適な生活を送っている「おじさん」たちがモーレツに頑張ったから、
ではなく、
単に日本の人口(消費者)が増えていたからです。何もしなくても需要が増えているので、ほとんど何も考えなくても商品は勝手に売れていったはずです。

 

 


次に崩壊するのが確定しているのは、年金制度です。

ご存じのとおり、少子化・晩婚化は過去に例を見ない速度で進んでいます。
そして、年金制度自体にも、受給開始年齢引き上げや受給額減額という形で、既に崩壊の予兆が顕在化しています。

おそらく、私(現在27歳)が年金を受給できる年齢になるころには、
受給開始は平均寿命を超えているんじゃないかと。100歳から受給、とか。


だから、もう一銭たりとも払いたくないんですが
残念ながら、日本でサラリーマンをやっている限り、この呪縛から逃れることはできません。最近は払わない人が増えているので、取り立てやペナルティが厳しくなってますね。まるでヤクザです。


年金を払わないで済む方法

海外に移住することです。
国籍を変えるまでしなくても、国外に住めば、年金から逃れられるようです。

少なくとも、3年以内には実現したい。。。
みなさんもがんばりましょう~