2025年、マニュアル人間の仕事はAI(人工知能)に奪われる
自分で考え、判断できるAI(人工知能)は既に存在します。
冒頭の画像は『ANGELINA(アンジェリーナ)』という人口知能が作り出した最新ゲーム「An EXAG Science VI」です。(2014/9/14)
ゲーム設計を全て自分でやっただけでなく、自らテストプレイし、楽しめるためにはどうすればいいかを調整しました。
ちなみに、初代は「To That Sect」。結構ニュースになったのでご存じの方は多いかもしれませんが、かなり不気味な仕上がりになってます。
【To That Sect】人工知能が作った謎ゲーを実況 - YouTube
チャットやSNSで14歳の少女のふりをする人工知能「Negobot」も有名です。これは、少女の行動を模倣するため、意図的なスペルミスをしたり、相手の会話内容に合わせて相手の好みに合わせる事もできるとか。
エロ系の仕事は人間にしか出来ないと思ってましたが、近い将来自動化されるかもですね。
アメリカで行われたアンケート「2025年までにロボットやAIの進化によって人間は仕事を奪われるか?」という質問への回答は、Noが52%、Yesが48%と、識者の間でも真っ二つに分かれました。
ロボットや人工知能の進化は人間の仕事を2025年までに奪い尽くすのか? - GIGAZINE
・No(奪われない)
「現代の大きなトレンドは、サービス業の自動化です。この傾向が続くことで、サービス業に携わる人には新しいスキルが求められるようになり、単純労働者にとっては深刻な影響をもたらすことになるかもしれません。ただし、12年という短い期間では自動化はそれほど進まないでしょう」
MITのコンピュータ科学人工知能研究所のデビッド・クラーク氏
・Yes(奪われる)
「自動化できそうだと考えられるものはすべて自動化されます。端的に言えば、『人間だからこそ貢献できることは何か?』という問いに積極的に答えられないような仕事が存続する可能性はないということです」
インターネット法の専門家であるロバート・キャノン氏
どちらの意見でも単純労働者(定型作業しかできない人)はこの先仕事が無くなるという意見です。
定型作業しかできない人は私の会社にもたくさんいますが、こういう人に限って仕事に好き嫌いを持ち込みます。
嫌いな人にはあからさまに不機嫌な対応をしたり、
好きな人だと大声でおしゃべりを始めたり。
的確に仕事だけしてくれるロボットの方がどれだけマシかって話です。
マニュアル人間が不要な良い時代になって本当に良かった。人工知能研究者の皆さん、ありがとうございます。
人口知能の発達は、人間とは何か?人間にしかできないことは何か?を考えさせられますね。
「人間にしかできないこと」の私の答え
人を感動させること。
これしかないという結論に至りました。
論理的・合理的に考えて結論を出す高度な人工知能の登場も、このスピードだとそんなに遠い未来じゃなさそうです。
なので、マニュアル人間は論外ですが、
「合理的なだけの人」というのも、いずれは人工知能に代替されそう。
我々SEはどうでしょう?
自分でコード書いて自分を作り変えていくのが人工知能(AI)。
要件定義(グランドデザイン)が出来るSEならまだ居場所は残る気もしますが、
後ろのフェーズに行けばいくほど、人工知能に作ってもらった方がメリットが大きくなります。よっぽどスキルが高いとかじゃないと、ただ言われたものをソースで書くだけのSE(マニュアル人間)も不要になるでしょうね。
格安で大規模システムとか作れそうですね。。。コーディング規約破る奴もいないし、ウンコードを書く奴もいない。人海戦術でモンキーテストする必要もない。すごーい
クリエイティブ職はどうでしょう?
ゲームの設計から開発、テストまでできるんだから、この分野もちょっと微妙ですね。人工知能が書いた小説、とかはちょっと読んでみたいですが(*・ω・)
しかし、どれだけ人工知能が発達しても、コンピュータが人を感動させることは出来ないと思います。
人が作ったゲームや小説、絵、歌。日用品なんかもそうですが、私は「いいもの」に出会うと、その裏にある製作者の想いや発想、作る過程が頭に浮かびます。そして、感動し、感謝し、尊敬します。
「素晴らしいだけ」だと、感動しないんです。小説や漫画はわかりやすいのですが、裏に透ける作者の姿や考え方なんかを想像します。
私はこれを「心に触れる」と表現しています。
感動は、心に触れることで起きるのだと思います。
人工知能に心はありません。
だから、人口知能に人を感動させることはできないと考えます。
みなさんはどう考えますか?